プロモーションについて3～広義と狭義の販売促進～

～広義と狭義の販売促進～

　販売促進とは、企業(売り手）が消費者（買い手）に情報を伝達して商品の存在とその効用性を認知してもらい、商品の需要を喚起・刺激し、市場の開拓の確保を図るためのマーケティング活動です。
商業活動には必ずといっていいほど販売促進が含まれます。街には販売促進の産物が溢れ日々、我々の目に触れています。
普段から慣れ親しんでいる販売促進を、仕掛ける側の視点から学んでいく必要があります。
さて、販売促進には広義と狭義の二つの種類があり、それぞれの意味と違いを覚えておく必要があります。
・「広義」の意味での販売促進
　「マーケティング活動の４Pのひとつ」で、広告、人的販売、パブリシティを含むあらゆるプロモーション活動を示します。
その目的の一つは、自社のブランドをより多くの消費者に広く知ってもらい、ブランドイメージをより良くする「ブランド力の強化」があります。
・「狭義」の意味での販売促進
大きなマーケティングのプロモーション活動の中で「販売促進メディア」に特化したプロモーション活動」です。セールス・プロモーションメディアともいいます。
これに対するものがマスメディアになります。
広義の販売促進活動において重要な点は、需要喚起と刺激のためのあらゆる諸策を立案し、広告活動からセールスパーソン活動までのプロモーションに関するあらゆる活動を、マーケティングミックスにより相乗効果を求めていくことです。

プロモーションについて0　～印刷会社、広告代理店やプロモーション担当者が押さえておくべきこと～
プロモーションについて1　～広告代理店のプレゼンテーション～
プロモーションについて2　～4つの戦略「商・販・販促・マネジメント」～
プロモーションについて3　～広義と狭義の販売促進～
プロモーションについて4　～広告とパブリシティ～
プロモーションについて5　～プロモーション・イベント～