プロモーションについて　～印刷会社、広告代理店やプロモーション担当者が押さえておくべきこと～

～印刷会社、広告代理店やプロモーション担当者が押さえておくべきこと～

販売促進や広告を学ぶ領域は、今まで、広告制作やクリエーティブに偏りすぎたケースがありました。
しかし、マーケティングの視点から見ると、メディアやイベントはあくまでツールです。
それをどう使いこなすかは、きちんとした商品やサービス、またその企業の商品企画あるいは商品開発、営業戦略の知識が必要です。

広告代理店などのプロモーションの担当者にとって、その知識なしでは、クライアントの要望を理解できないということになります。
それが、広告代理店の方や販促担当者が押さえておくべきことです。繰り返しますが、そのためには、商品企画や商品開発の知識がとても大切になるでしょう。

次に、重要な戦略である「流通チャネル戦略」の構築や「製品評価」などができる知識の獲得です。特にSWOT分析や４P戦略など、クライアントの立場に立って、この戦略を立案、構築することができることが重要であり、その実践がますます必須な時代になっています。
広告代理店や印刷会社の方々は、クライアントの側に立って、製造業、流通業の経営知識や商品サービス知識、営業知識、販売知識等を理解することが必須です。また、それぞれの戦略の策定の知識が重要になります。 その知識の上で「商品開発」、「販売」、「販売促進」そして「経営」における事業、調査、マーケティング、販売促進、販売チャネル戦略などの策定から実行まで、その専門分野で幅広く活動することです。豊富な専門的な営業知識や実績をベースに、広告･宣伝、広報、市場調査などの業務に携わることが必要であり、重要なのです。
これからは、単に企業の広告宣伝をするという姿勢だけでは、モノが売れにくくなったこの時代を乗り越えてクライアントに提案することはできません。
広告代理店や印刷会社の方やクライアントである広告、販促担当者、広報担当者などの方々にとっては、以前よりもそれぞれの「戦略的なプロモーション展開」が求められる時代です。

プロモーションについて1　～広告代理店のプレゼンテーション～
プロモーションについて2　～4つの戦略「商・販・販促・マネジメント」～
プロモーションについて3　～広義と狭義の販売促進～
プロモーションについて4　～広告とパブリシティ～
プロモーションについて5　～プロモーション・イベント～